ヴィパッサナー瞑想体験記(9)~コースを終えて~

10日間のヴィパッサナー瞑想 日本ヴィパッサナー協会 
  
体験記(1)~初めに~ 
体験記(2)~1日の流れに慣れる~ 
体験記(3)~眠気と呼吸~ 
体験記(4)~周囲との関わり~ 
体験記(5)~感じること~ 
体験記(6)~やり遂げること~ 
体験記(7)~消えていく身体の痛み~
体験記(8)~聖なる沈黙の解禁~

*******************************

10日間のコースが10月24日に終わり、すでに9日間が経ってしまいました。
その後は比較的時間に余裕のある生活で、心の平静さを保てる状況だったので、こうやってゆっくりと振り返って体験記としてまとめることが出来ました。

その間のセッションで出会う人、日常生活で出会う人、家族との関わりが今までと比べて劇的に変化したか??というとそうでもないけれど、常に心が落ち着いて、会話が楽しめたり、集中力が増した気がします。


コースの最後には
「これからが修行の始まりです。日々の生活の中で常に平静な心でいられるために、毎日朝、夕1時間ずつの瞑想をしなさい。」と言われました。

日常生活に戻った日から、携帯の目覚ましアラームを鐘の音にし(笑)、雑音や家族が見ているテレビの音を閉ざすために耳栓を購入したりしながら(これはなかなか優れものです!)無理の無い範囲で続けてます。


そしてこの体験記を書いている途中で、
10年近く関係が途絶えていた昔の友人から「ヴィパッサナーに参加した事がある!」という連絡があったり、
興味があって参加してみたい!というクライアントさんに出会ったりと、これからの繋がりが楽しみです。

でも実際に10日間という時間を生活の中で作るのは難しいもの。
家族を持つクライアントさんに参加を勧めることは出来ないけれど、
全てはタイミングで流れていると思います。

私の参加のきっかけは、3,4回参加コースに参加した事のあるという、家族のように親しくしているタイ人の女の子の勧めでした。
時間の調整がし易い今だからこそ出来る事を探していた時の参加です。



*******************************


S.N.ゴエンカ氏の伝えるヴィパッサナー瞑想は、
ブッダの解脱への道である「ダンマ」を宗教と一切関わらず説いた教えで、
全てがボランティアで運営されています。
そこで一つの徹底した瞑想法を学ぶことができます。

イメージや言葉、祈り、動きなどを使わず、徹底して平静な心で内を見つめるこの瞑想法は、人によって合う、合わないはあるかと思います。
個人的には、コース中で得たものがこれからの生活の中で大きく影響していくであろうと思います。


そしてひたすら内へ向かうヴィパッサナー瞑想ですが、コースの最後にゴエンカ氏が伝えてくれた
心を浄化した状態でこの瞑想の結びの段階で行われる
『メッター・バーヴァナー(=愛と慈しみの瞑想)』というのがあります。

内から外へ、全ての生きものに対して純粋に思いやりを持って慈愛を送る瞑想法です。


いつでもこの瞑想が出来るような心の状態であるために、
日々の生活でどんな状況であっても心の平静さを保ち続けられるよう、暮らして生きたいと思います。




[PR]

by i-love-freo | 2010-11-01 09:00