ヴィパッサナー瞑想体験記(8)~聖なる沈黙の解禁~

10日間のヴィパッサナー瞑想 日本ヴィパッサナー協会 
  
体験記(1)~初めに~ 
体験記(2)~1日の流れに慣れる~ 
体験記(3)~眠気と呼吸~ 
体験記(4)~周囲との関わり~ 
体験記(5)~感じること~ 
体験記(6)~やり遂げること~ 
体験記(7)~消えていく身体の痛み~

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このヴィパッサナー瞑想では体を動かさず相手とも接触せず、ただひたすら身体の湧き出てくる反応を感じる。
(誘導では身体の表面だけでなく、更に骨、内臓、骨髄の中まで観察出来るようにとは言っていたけれど、その為には、これからの修行が必要のよう・・・)

常に平静な意識で、それが消えていくのを観察する。
そうすることが心の奥深い過去の反応を浄化していく。

心の浄化をすることが、ブッダの唱えるダンマ=自然の法に従って生きていくことになる・・・
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瞑想中や休憩中、考えていたのが、yogaや整体との関係。
yogaはアサナをすることで動きをつける。プラーナヤマで呼吸をコントロールする。
整体、特に野口整体では相手の身体の本来の動き(=活元運動)を手を当てて癒気することで促す。

どちらが良い、悪いではなく、yogaをやるときにも施術をするときにも、常に心の平静さを保つ状態でいるために、ヴィパッサナー瞑想を日々の生活で取り入れていきたいと思った。

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そして、10日目の朝、、ついに聖なる沈黙が解禁された!
今まで相手の顔を見ることも無く、服装や後姿で何となく人を識別していた10日間が解禁されて言葉を交わすことが出来る。

沈黙の朝の瞑想を終えて外に出て、最初に言葉と眼を交わしたのは台湾の女性との「気持ちいいですね・・」という会話だった。
いつも休憩時間に宿舎の周りをゆっくりと歩いてた、印象に残っている方だった。

そして次々と人と会話をする。

みんな10日間どんな感じだったか、どうしてこのコースを知ったか、どこに住んでるのか、何をしているのか、コース中あの時あんなことしてなかった??など、一気に人と人との交流が始まった。

私こんなに喋るんだっけ??というように次々と言葉が出てくる。
そして人の眼を見て笑える幸せ。
壁や床にいるカエルやカマキリを見て可愛いと言い合える幸せ
最後の夜、まん丸の満月を見て綺麗だね・・・と言い合える幸せ

みんなの顔が笑顔だった。
当たり前の事が幸せだった。

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rikaさんの写真より
帰りのバスを待つまでの参加者の一部の人たちと。
今回参加者は多分女性32名ほど、男性20名ほどはいました。




そして明日から普通の生活が始まる。
もっと周りと複雑に関わっていかないといけないかもしれない。

でもいつでも自分の向き合える方法を知っているか知らないかで、これからの生活が変わっていく気がする。

とても大きなものを一つ手に入れた事は確かです。




(9)へ続く
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by i-love-freo | 2010-11-01 08:00